大型連休を前に【100年生活者調査~趣味編~】を実施
株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、20~80代の728名を対象に人生100年時代における幸福度と趣味の関係性を明らかにする意識調査を実施しました。
今年のゴールデンウィーク(4月29日~5月7日)では、国内旅行やショッピングなどの趣味に時間を費やす人が多くなる可能性があります。また、今年は5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症の扱いが「5類」へ引き下げとなり、外出自粛や緊急事態宣言などの行動制限がなくなるため、これまで控えていた趣味や余暇活動を再開する人も見込まれています。
このような背景に合わせて、100年生活者研究所では、人生の幸福度に趣味がどのような影響を与えるのか調査を実施しました。その結果、現在の幸福度を10点満点で聞いた728名のうち、全国平均(6.46点)を超える7点以上だった421名の約5割は趣味がないと答える一方で、8割以上が趣味とは言えないが楽しくて続けている「隠れ趣味」※1を持っていることがわかりました。また、「100歳まで生きたい」という気持ちは隠れ趣味を持っている人の方が、持っていない人より1.8倍高いことも明らかとなり、人生100年時代に対して好意的な反応を示しました。
※1 隠れ趣味:周囲に言うレベルではないが、日々の生活の中で楽しくて続けていることや習慣
【100年生活者調査~趣味編~】サマリー
1. 幸福度の高い人の半数は「趣味はない」と答えたが、隠れ趣味を持っているのは86.5%。
2. 隠れ趣味を4~6個持っている人は、「ない」と答えた人より幸福度は高い傾向にあった。
3.「100歳まで生きたい」という気持ちは、隠れ趣味を持っている人の方が、ない人と比べて1.8倍高い。
【宮下陽介研究員コメント】
本研究を基に、人生100年時代をより良いものにするヒントは以下の通りです。
●人に言えないレベルの趣味でも、「隠れ趣味」として楽しむ
●「隠れ趣味」はゆるく続けても問題ない。熱狂しなくても好きという気持ちが大事
●「隠れ趣味」で毎日が楽しくなると、人生100年時代もイメージしやすい
「ゴールデンウィークで何をしようか迷っている人もいるでしょう。予定がなくても、空いた時間で気持ちのままに、お金をかけず楽しむことも大切だと考えます。」
Hakuhodo DY Matrixは「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。
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