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プレスリリース

いい夫婦の日を前に、【100年生活者調査~夫婦編~】を実施

2023.11.13

関係の良い夫婦・パートナーの秘訣は、平均5.8個以上の相手を尊重する言動

 株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、20~80代の男女728名を対象に人生100年時代における夫婦・パートナーの価値観に関する意識調査を実施しました。

 人生80年時代から人生100年時代に変化すると、夫婦・パートナーと過ごす期間が20年長くなります。そこで今回、100年生活者研究所は11月22日のいい夫婦の日に合わせ、人生100年時代における夫婦・パートナーの価値観に関して調査しました。その結果、関係が良好な夫婦・パートナーは、人生100年時代に「100歳まで生きたい」と思う割合が高く、たとえ関係が良好な夫婦・パートナーであっても、価値観の相違は珍しくなく、良好な関係を維持するために相手を尊重する言動を平均5.8個、重要視していることがわかりました。

【100年生活者調査~夫婦編~】サマリー

  1. 「100歳まで生きたい」と思う人の割合は、関係が良い夫婦・パートナーの方が、そうでない人たちより  約1.4倍高かった。

  2. 夫婦・パートナー間で合致していると感じる価値観については、「100歳まで生きたい」人に特徴的な項目として「仕事・キャリア」「生活リズム」「笑い」などが挙がった。

  3. 一方、良好な関係を築いている夫婦・パートナーであっても、「趣味」「怒りを感じる点」などは40%以上が合致していないと回答。

  4. 関係が良い夫婦・パートナーは、関係を維持するために「信頼する」「感謝を表現する」などの相手を尊重 する言動を大切にしていると回答。

  5. 関係が良い夫婦・パートナーは相手を尊重する言動を平均5.8個意識していることが分かり、関係を維持 するために重視する項目の数は、関係の良し悪しと相関関係の傾向があることが判明した。

【平間圭太郎研究員コメント】

 人生80年時代では夫婦・パートナーは相手の価値観を合わせることが大切と言われてきた印象があります。しかし、人生100年時代においては、夫婦・パートナーとのあり方も多様化する中で、相手の価値観に合わせることが必ずしも良好な関係につながるとは言えなさそうです。

 実際、調査対象者に要素の中で一番大切にしているものを聞いたところ、関係の良し悪しに関係なく「お互いを尊重し異なる価値観を認め合う」が1位だったという結果も出ています。つまり、相手を気遣う気持ちを大切にして、互いの違いを認め合うことで良好な関係を築き上げることができ、それが100歳まで生きたい気持ちにもつながります。

 個人の考え方はさまざまであり、同様に夫婦・パートナー関係もユニークで多様なはずです。いい夫婦の日を機に、価値観が異なるということをあえて意識してはいかがでしょうか。

Hakuhodo DY Matrixは「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000117890.html